カーコーティングの上にワックスを塗れば、さらに保護効果が高まるのではないかという意見が時折聞かれます。
果たして、2つの保護材をダブルで使ってしまっても大丈夫なのでしょうか。
今回はカーコーティングとワックスの併用の可否について考えていきたいと思います。
▼カーコーティングとワックスの違い
カーコーティングとワックスには、以下のような違いがあります。
・カーコーティング:無機系溶剤/3~5年程度効果が持続する/材質によっては業者への依頼が必要
・ワックス:有機系溶剤/効果の持続期間は2週間程度/自力での施工が可能
こうして見ると、効果や溶剤の性質にはかなり違いがありますので重ねて塗ったほうが効果がありそうに思えますよね。
しかし、カーコーティングとワックスの併用はできるだけ避けたほうが良いとされています。
■両方使うのは避けたほうが良い
実はカーコーティングとワックスは、併用した場合の相性があまり良くありません。
カーコーティングの上にワックスを塗ると撥水効果が弱くなるおそれがありますし、耐久性も下がると言われています。
元々、カーコーティングは単体で十分な効果が出るように設計されています。
ワックスなど別の成分を塗り重ねることは想定されていませんので、本来の使い方をしたほうが高い効果が出るのは当然と言えるでしょう。
■専門業者にも
相談しよう
カーコーティングの効果が弱まった時など、自分でワックスを塗ってケアしたくなることもありますよね。
このような時は、まず専門業者に
相談しましょう。
車の状態によって、最適なケア方法を教えてくれますよ。
▼まとめ
大切な愛車ですから、カーコーティングとワックスで綺麗にしたくなってしまいますよね。
しかし、むやみに自己判断すると逆効果になる場合もあるので、プロにも
相談することが大切です。
専門的な知識をもとに、愛車にとってベストな方法を提案・解決してくれます。